今、ナオミ・クラインの『ショックドクトリン』という本を読んでいて、惨事便乗型資本主義の恐ろしさを思い知っているところですが、その本にイラク戦争についても詳しく書かれています。
イラク戦争は、大量破壊兵器の削除のためでも、民衆を独裁者から解放するための戦いでもなく、ただただ多国籍企業にお金を流すために起こされた戦争だったそうです。
アメリカの軍隊の業務の多くが国営化されていったそうです。
アメリカの税金を民間企業に流すために戦争が行われたのです。
それと復興利権です。
イラクの選挙では、国営事業の民営化に反対する勢力が有利だとわかるとアメリカが選挙を無効にしてしまいました。
イラクの人々は怒り、反米活動勢力が支持されるようになりました。
戦争終結宣言ということですが、復興利権が存在するなら多国籍企業が貪り、貧困層はますます貧困に陥り、利権が得られなければあっという間に手が引かれ、荒廃したままほったらかしでしょう。どっちにしても気の毒でなりません。
日本でも原発事故の「冷温停止」、「事故収束」宣言がされましたが、こちらの宣言も言葉の本来の意味からかけ離れており、こりゃもう世界中インチキだらけだな、と思ってしまいます。
日本人も気の毒だ。
ナオミ・クラインの『ショックドクトリン』必読!
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